静岡市道池田日本平線
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/24 02:17 UTC 版)
丘陵には、静岡県道路公社が観光振興や地域開発を目的として、東西に走る有料の「日本平パークウェイ」が造られ、1964年(昭和39年)3月1日に全線の供用を開始した。静岡側から丘陵の日本平山頂まで登る道路「日本平パークウェイ」と、清水側から日本平山頂を結ぶ「清水日本平パークウェイ」で二分され、この二つの道は山頂でつながっている。一帯は「日本平・三保の松原県立自然公園」に指定されていて、お茶畑や富士山の眺めが良いところでよく知られる。2004年(平成16年)4月1日には無料化され、「日本平パークウェイ」は「静岡市道池田日本平線」となった。 長きにわたり、ドリフト走行することを目的とする違法競走型暴走族が夜間に集い問題となっていたが、静岡県警察は道路交通法違反(共同危険行為)やカラー舗装の路面に付けられたタイヤ痕を器物損壊行為として摘発および逮捕を進めた。また、有料道路だった当時は道路運送法により、125 cc以下の自動二輪車、原動機付き自転車、自転車、歩行者は通行禁止とされていた。無料化された後も、静岡県公安委員会の方針により、引き続き自転車と歩行者は通行が禁止されている。
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