震災と原発事故による選挙延期
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 18:37 UTC 版)
「福島県議会」の記事における「震災と原発事故による選挙延期」の解説
福島県議会は他の大半の県と同様に統一地方選挙の日程で改選され、議会の解散も起こっていなかった。しかし、2011年4月に予定されていた第17回統一地方選挙の前、同年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震とそれに伴う震災(東日本大震災)、及び同県双葉郡大熊町・双葉町にある福島第一原子力発電所で発生した大規模な放射能漏れ事故(福島第一原子力発電所事故)により、多くの県民が被災、あるいは居住地域からの避難を余儀なくされた事で、投票が延期され、各議員の任期を延長した。その後、福島県選挙管理委員会は9月8日に、通常9日間となっている選挙期間を1日延長して11月10日告示、同月20日を投票日とする方針を正式に決定し、選挙を実施した。それまでに、福島県議会は5月定例会、6月臨時会、9月定例会・臨時会などを開催した。 この延期に伴い、福島県議会は同様に震災被害が大きかった岩手県議会・宮城県議会とともに各議員の任期満了時期が他の県と変わる事になり、統一地方選挙での実施予定から外れることになった。2015年4月の第18回統一地方選挙でも福島県議会議員選挙は行われず、2015年11月15日に行われた。
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