雨晴海岸とは? わかりやすく解説

あまはらし‐かいがん【雨晴海岸】

読み方:あまはらしかいがん

富山県高岡市氷見(ひみ)市との境にある海岸富山湾臨み岩礁(がんしょう)・白砂青松の続く景勝地で、万葉集にも詠まれている。夏は海水浴場となる。付近桜谷の丘には国指定史跡桜谷古墳がある。能登半島国定公園一部。名の由来は、源義経主従一行奥州落ちのびる時、にわか雨にあい、晴れるのを待ったという伝説から。あまばらし海岸


雨晴海岸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/26 14:57 UTC 版)

座標: 北緯36度49分40.7秒 東経137度1分7.4秒 / 北緯36.827972度 東経137.018722度 / 36.827972; 137.018722

雨晴海岸より望む立山連峰と女岩
氷見線と雨晴海岸
雨晴海岸の日の出 立山連峰がうっすらと見える

雨晴海岸(あまはらしかいがん)は、富山県高岡市北部の海岸能登半島国定公園に含まれ、日本の渚百選に選ばれている[1]

概要

晴れた日には富山湾越しに立山連峰の3,000 m級の山々を望むことができ、景勝地として人気がある。冬季は日本海けあらし元旦初日の出のために多くのカメラマンや見物客が集まる。

高岡市氷見市を結ぶJR氷見線越中国分 - 雨晴間はほぼ海岸線のすぐ横を通るため、車窓からの眺めもよく、列車の撮影ポイントとして鉄道ファンにも人気があり、青春18きっぷの販促ポスターに採用されたこともある[2]

2014年平成26年)には雨晴海岸を含む富山湾が世界で最も美しい湾クラブに加盟した。

富山県指定の「氷見海岸鳥獣保護区」の一部として鳥獣保護区にもなっている。

地理

雨晴海岸付近は男岩女岩をはじめとする小さな島や岩礁が多く、立山連峰を背景に望む景勝地である。

雨晴駅の近くには「雨を晴らした」という地名の由来となった義経伝説が残る義経岩がある。

撮影

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 雨晴海岸富山県観光サイト
  2. ^ 込山富秀 『「青春18きっぷ」ポスター紀行』講談社、2015年5月26日、110-111頁。ISBN 978-4-06-219279-8 

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