隔月刊化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 08:07 UTC 版)
1993年4-5月情報号より、予告なく隔月刊化された。MSXへの市販ソフトの新作リリースがほとんど無くなり、広告のページ数も激減していた事が背景にある。この頃から、作品の製作発表の場という従来からの編集方針に加えて、パソコン通信や国内・海外の同人活動の紹介への傾斜をさらに強めていった。 投稿コーナーの充実という従来からの施策に加えて、ディスク付録化に伴って大規模な自作ゲームの投稿を解禁したこともあり、作品の投稿がより活発となっていた。ディスク1枚では容量不足に悩まされるようになり、これを名目に1993年10-11月号から付録ディスクを2枚に増やした。同時に、定価も1,280円に値上げとなった。 1994年4-5月情報号では、読者に対して事前予告なしに1,280円から1,980円に値上げして波紋を呼んだ。これは出版取次会社が雑誌の付録の取り扱い規定を変更した事で付録ディスクを雑誌に閉じこまなければならなくなったことと、発行部数が減少してコストが上昇したためである。
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