りくけい‐さす【陸×繋砂州】
読み方:りくけいさす
⇒トンボロ
陸繋砂州
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/12 16:35 UTC 版)
陸繋砂州(りくけいさす、イタリア語:Tombolo、トンボロ)とは、本土と陸繋島とを繋ぐ砂州もしくは砂嘴の事である[1]。複数の島々を結ぶものは、tombolo clusterと呼ばれる[2]。
- ^ 5.海の作用による地形 - 国土地理院、地形項目に「19:トンボロ及び陸繋島」の項目に、日本のトンボロ一覧有
- ^ Glossary of Geology and Related Sciences. The American Geological Institute, 1957
- ^ tombolo(n.)(Online Etymology Dictionary)
- 1 陸繋砂州とは
- 2 陸繋砂州の概要
陸繋砂州
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 22:44 UTC 版)
上甑島北端にある遠見山はかつて独立した島だったが、流砂によって上甑島本島と陸続きとなり、沿岸流と波の作用で海底の砂礫が水面上に現れたのが陸繋砂州(トンボロ)である。この陸繋砂州は「里トンボロ」と呼ばれ、その上に形成された里集落は、近世中期ごろにかけて人家が発達したとみられる。 また、陸繋砂州上にある集落としては日本国内最大規模であり、函館(北海道)や串本(和歌山県)と並んで日本三大トンボロに数えられることもある。砂州の全長は約1,400m、全幅は最狭部で250m、標高2.3mであり、半島のように突き出た遠見山と島の南側をつないでいる。この砂州は10cm×5cmほどの礫で構成されており、一般的な砂丘や砂嘴にみられる細砂礫が少ないが、西岸は西之浜海水浴場となっている。先史時代の遺跡や藩政時代の士族居住地は山麓に形成され、真水に恵まれない沿岸部には被支配者層が居住した。
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