阿摺発電所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/28 21:10 UTC 版)
「中部電力 (1930-1937)」の記事における「阿摺発電所」の解説
中部電力(岡崎)発足後最初の発電所は阿摺(あすり)発電所という。矢作川本流、百月発電所と三河水力電気越戸発電所の間に位置する。所在地は愛知県東加茂郡阿摺村大字大河原字銚子(現・豊田市)。発電所出力は4,000kWである。 水利権許可は1924年4月で、百月発電所の竣工に続き岡崎電灯時代から「石野発電所」の名で着工準備されていた地点にあたる。1934年(昭和9年)11月20日、阿摺発電所の名で仮使用認可を得て運転を開始した。矢作川本流では当時唯一の、ダム・水路双方で落差を得るダム水路式発電所であった。発電設備はフォイト製カプラン水車および明電舎製2,500kVA発電機各2台を備える。
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