阿久悠と野球
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 15:16 UTC 版)
『瀬戸内少年野球団』でも推測できる通り、熱狂的な野球ファンであり、プロ野球では阪神タイガースのファンで阪神を題材にした小説『球臣蔵』を執筆しているほどである。しかし、西武ライオンズと福岡ダイエーホークスの球団歌は手がけながら、生前に地元・兵庫県の球団である阪神の応援歌は発表していなかったが、没後の2010年6月になって、1992年に作詞した「野球狂〜拝啓タイガース様」という歌の存在が明らかにされた。また、「くたばれジャイアンツ」という曲を作詞し、フィンガー5に提供している。ヒット曲では「ピンポンパン体操」「サウスポー」と王貞治に縁がある作品を手がけている。 また、1979年から2006年まで、夏の高校野球期間中、スポーツニッポン新聞に『甲子園の詩』と題して、夏の高校野球出場高校及びその選手等を題材にした抒情詩を掲載していた。最後の作品は第88回全国高等学校野球選手権大会決勝(早稲田実業 対 駒大苫小牧)戦が題材であった。 宣弘社の渡辺邦彦は、同社時代に一緒に野球をしていたと証言している。 平成に入ってに採用された、現在の選抜高校野球の大会歌「今ありて」(谷村新司作曲)も作詞した。
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