防災モールとして
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 09:24 UTC 版)
「イオンモールいわき小名浜」の記事における「防災モールとして」の解説
小名浜港背後地開発ビジョン事業として計画された段階では、東日本大震災が発生する前であったため、防災拠点としての整備は計画されていなかった。ところが、2011年に発生した東日本大震災で建設予定地が浸水したことに伴い、「防災拠点」としての開発に変更され、パートナー基本協定締結段階では復興シンボルとしての開発が計画された。後の詳細設計で防災モールとしての開発が決定し、1階はピロディ駐車場として、3階より上を津波災害発生時の避難ビルとして機能するよう設計された。 以下、当施設における防災面での機能について述べる。 災害時避難スペース地震・津波発生時においては、4階イオンホールを避難スペースとして開放し、コンセントや給水栓の設置により一定期間の待機滞在が可能。 津波避難ビル営業時間はもちろん、閉店後の夜間においても津波警報が発令された際には店舗通路を開放し、施設北側・南側のペデストリアンデッキを通じて避難者を受け入れ。 災害用簡易トイレの設置地震・津波発生時において、簡易マンホール設置型トイレの利用が可能。 非常用発電機・受水槽の設置停電発生時に「イオンスタイルいわき小名浜」食品売り場 (2階) に供給できる電源を確保できる非常用発電機を4階に設置。また、受水槽 (220㎡) を設置し非常時には給水が可能。これらはすべて想定される津波浸水高さの海抜6m30cmよりも上に設置されている。 防災訓練の実施地震・津波発生などの万が一に備え、全館対象の避難誘導および火災訓練を年2回をめどに実施。
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