防災上の危機管理の要素
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/29 04:45 UTC 版)
防災上の危機管理の要素は時系列でみると準備、緊急対応、収束の3つの局面からなる。 準備 防災上の準備は、予測、備え、点検訓練の3つの要素からなる。予測は自然災害や事件・事故などの危機の予測である。予測された危機に対する人、物、金、情報、仕組みなどの用意が備えであり、災害時に支援する側に回ることができるかや二次災害が発生するかといった分岐点にもなる。点検訓練は準備している備えに実効性があるか確認することである。 緊急対応 緊急対応は、発生した危機による被害をいかに少なくするかをいう。 収束 収束は平常時に戻るための段階であり、原因の究明、緊急対応の不備の点検、対策の検討実施などからなる。 災害は人口減少、財政悪化、感染症のまん延、企業の転出、犯罪の発生など複次的な多様な危機とも関連がある。
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