防災ヘリコプター墜落事故
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/02 00:47 UTC 版)
「群馬県防災航空隊」の記事における「防災ヘリコプター墜落事故」の解説
2018年8月10日午前10時頃、翌11日に全線開通する登山道「ぐんま県境稜線トレイル」の確認飛行をおこなっていた東邦航空が運用するベル412EPが途中で行方不明となり、午後2時頃、横手山付近で墜落した機体が発見された。翌11日にヘリに搭乗していた防災航空隊員4名と吾妻広域消防本部の5名の合計9人全員の死亡が確認された。運輸安全委員会による事故調査の結果、視界が徐々に悪化していた気象状態で墜落直前に行われた機動から空間識失調に陥り山の斜面に衝突したものと結論付けられた。なお、計器飛行証明は有しておらず、計器飛行経験は型式限定資格取得の際に行われた1時間30分の基礎訓練のみであった。 この事故の慰霊碑が国道292号(草津志賀道路)渋峠駐車場と群馬県消防学校に建立された。
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