阪神百貨店梅田本店の建て替え
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 01:36 UTC 版)
「エイチ・ツー・オー リテイリング」の記事における「阪神百貨店梅田本店の建て替え」の解説
阪神百貨店梅田本店が入居する大阪神ビルは老朽化による耐震強度不足の為、経営統合以前は耐震補強を含む全面改装で乗り切る計画とされていたが、経営統合に伴い計画は白紙撤回された。 そして経営統合に伴い可能になった隣接の新阪急ビルとの一体的な建て替え方針に切り替えられ、2008年から大阪市と協議を始め、新阪急ビルを先行して解体、建替えてそこに阪神百貨店梅田本店を一時移転し、その後に大阪神ビルの建て替えを行う2段階方式で行う構想が浮上した。 その建て替え後の大阪神ビルと新阪急ビルは双方とも高層部はオフィスとする超高層ビルとなり、2つのビルを結ぶ連絡通路を上空に設けて一体化するツインタワーとする計画案が出されたが、商業施設やオフィスビルの供給に過剰感があること、建造物容積率の緩和を盛り込んだ都市再生特別措置法が2012年で期限切れになること等から2011年2月19日に建て替え計画の延期が発表された。 その後、2014年9月25日に梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)の事業着手を同年10月1日から行うと発表し、10月1日から新阪急ビルの解体工事に着手した。第一期棟は2018年4月27日に竣工し、6月1日には阪神梅田本店が移転した。ビルの名称は「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」となる。全体竣工は2022年春頃を予定している。阪急うめだ本店が入居する梅田阪急ビルも2022年の本ビルの全体竣工と共に「大阪梅田ツインタワーズ・ノース」と名称変更し、両ビルを「大阪梅田ツインタワーズ」と総称する予定。
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