関係者の証言
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/27 13:49 UTC 版)
「ワンダーランド殺人事件」の記事における「関係者の証言」の解説
事件に直接・間接に関わった複数の人物が、様々な証言をしているが、人によってその内容は大きく異なる。 レンジとスーザの著書『Four on the Floor: Laurel Canyon Murders 』におけるレンジの見解では、ホームズはローニアスを毛嫌いしており、恐れていたため、彼の殺害には直接加わっていた筈である。ローニアスのベッドの横板にホームズの指紋が残されていたのが何よりの証拠である。 ホームズのマネージャーであり、兄貴分であり、親友でもあったビル・アマーソンによれば、事件後の朝、アマーソンの家に血まみれで訪れたホームズは、彼がナッシュの雇った殺し屋を伴ってワンダーランドを訪れた時には、既にスーザン・ローニアスを除く4人は死んでいたと語った。アマーソンが後にある殺し屋(彼もまたギャングの襲撃を依頼されていたという)に聞いたところでは、ギャングを襲撃する計画をたてていたグループは複数あり、その内真っ先にギャング邸を襲ったのは、ローニアスにだまされた麻薬ディーラーの2人組である。 レンジとスーザがその麻薬ディーラーの2人組を取り調べたところ、2人が現場に到着したのは既に事件が起こった後であった。2人はまだ息のあったスーザン・ローニアスを強姦したのみで立ち去ったと証言している。 ホームズは1988年3月13日、ロサンゼルスのVA・メディカルセンターで、エイズにより死去した。彼の死後、最初の妻シャロンは次のように語った。事件後の早朝、ホームズが服に返り血を浴びて彼女の家に現れ、ナッシュの手下3人と現場に行き、強制的に殺害の模様を見せつけられたと話した。彼は風呂を借りた後、モーテルで女と待ち合わせていると言って立ち去った。
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