開戦前後の引き揚げ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 13:57 UTC 版)
1941年を通じて日米関係は極端に悪化。アメリカに在住する在留邦人、日系人などの引き揚げと日本に在住する在日アメリカ人などの送還を同時に行うことになり、同年10月15日に第一陣の龍田丸が横浜港を出航。ホノルル、サンフランシスコを経て、同年11月14日に860人を乗船させて帰還した。続いて第二船の大洋丸がホノルルから447人を、第三船の氷川丸がカナダから363人を乗船させて帰還。高千穂丸もオランダ領東インドから864人を乗船させて帰還した。さらに12月に入ると浅間丸がイギリス領マラヤ、英領北ボルネオに向けて、再度、アメリカに向けて龍田丸が派遣されたが、途中12月8日に日米が開戦し、途中で引き返すこととなった。
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