閉店後に検討されたプラン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 09:26 UTC 版)
「RiM-f」の記事における「閉店後に検討されたプラン」の解説
福山市では閉店後の計画として、下記4つのプランを検討した。 ビル全体を改修してリニューアルする「従来型施設一括整備案」 - 3-5階はオフィスとして店舗は1-2階に集約。公共施設は6-9階と地階に配置(一部1階)。 ビル全体を解体して更地に戻して民間に売却する「解体売却案」 使用していないフロアを閉鎖して、必要最低限の部分のみ改修する「閉鎖リノベーション案」 - 地階は閉鎖。店舗は1階のみ。2階と3階は公共施設。4-9階は外周部のみ住宅として、採光が取れない内部空間は倉庫や閉鎖空間に。9階にはホテル誘致検討。 不要な部分を解体して、必要な部分のみを残して改修する「減築リノベーション案」 RiM-fには、福山ロッツ時代から空きテナント部分を埋める形で福山市の公共施設が入居していた。全館リニューアルする従来型施設一括整備案の場合は、税金で商業施設を改修することにもなり費用も65億円が必要と見積もられた。解体案は、解体費用が30億円程必要なのに対して土地売却代は10-15億円程度にしかならないうえに、入居している公共施設の移転先を確保する必要が生じる。不要な部分のみ解体して、ビルのサイズを小さくして改修する減築リノベーション案は40億円、閉鎖リノベーション案は更に安価になるとされている。2019年度中に、どの案で対応するのか決定される予定とした。 福山市は、2002年に26億円で旧そごうのビルを破産管財人から買い取った後に、2019年度までに更に運営維持・管理の委託費・修繕費として84億円を費やした。2019年度も管理費として2億8500万円を計上した他、設備の修繕費も別枠で予算化した。まずは1階のみを商業施設として再開させる予定で、施設全体の運営方針については民間の事業運営者から意見やプランを聞く「サウンディング」を2020年6月より開始した。
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