七尋女房
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/07 08:58 UTC 版)
七尋女房(ななひろにょうぼう、ななひろにょば、ななひろにょうば)または七尋女(ななひろおんな)、七丈女(ななたけおんな)は、島根県東部(出雲地方、隠岐地方)、鳥取県中西部(伯耆地方)に伝わる妖怪[1] [2] 。名称の尋とは尺貫法における長さの単位であり、七尋女房はその名の通り身長または首が7尋(約12.6メートル)もある巨大な女性の妖怪といわれ[3]、土地によって様々な伝承がある。
- ^ a b c 村上健司編著 『妖怪事典』毎日新聞社、2000年、247頁。ISBN 978-4-620-31428-0。
- ^ 小林光一郎 著、鳥取県立公文書館県史編さん室 編 『鳥取県の妖怪―お化けの視点再考―』螢光社、2013年、55頁 。
- ^ a b c d e f g 伊藤清司監修、宮田登責任編集 『ふるさとの伝説 4 鬼・妖怪』ぎょうせい、1990年、117頁。ISBN 978-4-324-01739-5。
- ^ a b 宮本幸枝・熊谷あづさ 『日本の妖怪の謎と不思議』学習研究社〈GAKKEN MOOK〉、2007年、85頁。ISBN 978-4-05-604760-8。
- ^ “七尋女房と石仏”. 海士町. 2016年10月29日閲覧。
- ^ 江府町の紹介 天然記念物 (鳥取県江府町内) 2008年10月24日閲覧。
- ^ 村上健司 『日本妖怪散歩』角川書店〈角川文庫〉、2008年、278頁。ISBN 978-4-04-391001-4。
- ^ 多田克己 『幻想世界の住人たち IV 日本編』新紀元社〈Truth in fantasy〉、1990年、337頁。ISBN 978-4-915146-44-2。
- ^ 『妖怪事典』、220頁。
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