長湍駅とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 長湍駅の意味・解説 

長湍駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/10 01:10 UTC 版)

長湍駅
長湍駅に放置されていた蒸気機関車。後に臨津閣に場所を移す。
장단
チャンダン
Jangdan
汶山* (11.8 km)
(7.8 km) 鳳東*
所在地 京畿道坡州市長湍面東場里198番地[1]
駅種別 廃駅
所属路線 京義線平釜線
キロ程 57.8 km(ソウル起点)
駅構造 地上駅
開業年月日 1906年4月3日
廃止年月日 1950年
備考 * 廃止前時点での隣の駅
テンプレートを表示
長湍駅
各種表記
ハングル 장단역
漢字 長湍驛
発音 チャンダンニョク
日本語読み: ちょうたんえき
英語表記: Jangdan Station
テンプレートを表示

長湍駅(チャンダンえき)は、韓国京義線上にあった鉄道駅廃駅)。かつての長湍郡に所在していた。

当駅は現在の都羅山駅より北西、ちょうど軍事境界線付近に位置しており、周囲は非武装中立地帯となっているため、一般人が立ち入ることはできない。朝鮮戦争により駅施設は破壊され、現在はプラットホームの跡が残るのみである(大韓民国登録文化財第77号)。

朝鮮戦争時の1950年12月31日に、マテニ10号蒸気機関車+25両の客車で編成された汗浦汶山行き列車に対し、アメリカ軍が当駅で停車を命令、線路ごと列車を破壊した[2]。駅跡に放置されていたマテイ10号は2005年臨津閣に移され、約2年間かけて保存処理を施し、2009年6月25日から臨津閣に展示されている[3]

脚注

  1. ^ 韓国では2013年12月31日以降から道路名住所方式による新住所に切り替わっているものの、軍事境界線上にあることや周辺に建物が存在しない等の理由から新住所が定められず、旧住所である地番による表記となっている。
  2. ^ 国分隼人著 「将軍様の鉄道 北朝鮮鉄道事情」73ページ
  3. ^ “'경의선 철마' 59년 만에 임진각서 부활”. 연합뉴스. http://media.daum.net/politics/administration/view.html?cateid=1017&newsid=20090617100913541&p=yonhap 

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「長湍駅」の関連用語

長湍駅のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



長湍駅のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの長湍駅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS