長万部駅 - 小樽駅間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 04:02 UTC 版)
この区間では小樽駅を中心に列車が設定されており、全定期列車が各駅停車として運転され、ローカル輸送に徹している。朝に蘭越発札幌行き、夕方に札幌発倶知安行きでそれぞれ1日1本運転される快速列車「ニセコライナー」(旧称「マリンライナー」)もこの区間内では各駅停車となる。普通列車は札幌直通が朝に1往復(下り倶知安発苫小牧行きと上り札幌発然別行き)存在し、小樽駅発着の列車は多くが倶知安駅折り返しで設定されているが、長万部駅発着の直通列車や、然別駅・余市駅折り返しの区間列車も設定されている。近年倶知安駅での系統分割が増加しており、長万部駅・蘭越駅発着の列車は倶知安駅折り返しとなるものが多い。 利用客は小樽駅側でやや多く、日中でも余市駅 - 小樽駅間は1 - 2両の車内が混雑する。比較的列車本数の多い余市駅 - 小樽駅間で1時間に1 - 2本程度(時間帯により2時間近い間隔もある)の運転となっている(並行する路線バスのほうがはるかに多い)。この区間で最も列車の少ない長万部駅 - 蘭越駅間では、1日下り4本、上り5本のみの運行になっている。 2010年12月4日現在、快速「ニセコライナー」1往復と朝の倶知安発苫小牧行き1本、夜の小樽発倶知安行き1本を除き、ワンマン運転を実施している。例外があるのは、該当列車がワンマン運転に対応していないキハ201系による運用のためで、小樽駅 - 倶知安駅・蘭越駅間でも車掌が乗務している。この区間では、ニセコ周辺のスキーリゾートへ訪れる外国人観光客のため、ワンマン列車では英語放送が流れる。
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