鐵馬驛站
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 08:20 UTC 版)
台湾各地のコンビニや警察施設、廃駅舎を活用した鐵馬驛站(ティエマー・イーチャン)は空気入れや便所を備えたサイクリスト向けの施設で、この峠にも設置されている(台9線455.350km地点)。最初は検問所跡の建屋がそのまま使われていたが、サイクリストの増加を受けた屏東県政府により、2009年に正式な「壽卡鐵馬驛站」の看板が掲げられた。元検問所の建屋には台湾原住民の排湾族のトーテムやオブジェがあしらわれている。休息は可能だが、周辺に商店などはない。 多いときで1日500名近い観光客がここで記念撮影をしていく。2016年末に2ヶ月間閉鎖し、交通部観光局の補助金でリフレッシュ工事が行われた。 それまでは記念として壁や至るところに自分の名前を落書きしていく旅行者が多く、排湾族のオブジェもその標的となり問題化していたが、リフレッシュ工事で除去された。 この地点での年間雨量は1980年から2018年の平均で3,441mm、最大雨量は2005年の5,551mmとなっている。
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