録音物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 07:45 UTC 版)
「マルクス・ペレイラ (レーベル)」の記事における「録音物」の解説
大手レコード会社の「商業的」な振る舞いが、自国の音楽の存続を危険にさらしていると考えていたマルクスは、文化的・歴史的な価値のある音楽の記録に力を注いだ。特に、ブラジルの各地域に伝わる音楽を収集し、体系的にまとめた作品群の制作は、レーベルのライフワークともいえる活動だった。 1972年 - Música Popular Do Nordeste(北東部の音楽集)全4枚 1974年 - Música Popular Do Centro-Oeste/Sudeste(中西部および南東部の音楽集)全4枚 1975年 - Música Popular Do Sul(南部の音楽集)全4枚 1976年 - Música Popular Do Norte(北部の音楽集)全4枚 録音には、企画に賛同したアーティストらがレコード会社の垣根を越えて参加しており、エリス・レジーナやナラ・レオン、クレメンチーナ・ジ・ジェズースらが参加している。これらの録音群はのちに2枚組の総集編「マパ・ムジカウ・ド・ブラジル(Mapa Musical Do Brasil、"ブラジルの音楽地図"の意)」としてまとめられた。
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