商業用レコードとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > ビジネス > 著作権関連用語 > 商業用レコードの意味・解説 

商業用レコード


商業用レコード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/07 08:52 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

商業用レコード(しょうぎょうようレコード)とは、日本著作権法上の用語であり、蓄音機用音盤、録音テープその他の物に音を固定したものの複製物であって、市販の目的をもって製作されるものをいう。ただし、音をもっぱら映像とともに再生することを目的とするもの(たとえば、ビデオテープDVDなどの録画物)は、商業用レコードの定義から除かれる。著作権法2条1項5号と7号により定義されている。

一般に「レコード」というとレコード盤(アナログディスクレコード)を想起しがちであるが、「レコード」を定義する著作権法2条1項5号には「録音テープ」が例示されていることから、市販目的で音声が収録されたカセットテープDATも「商業用レコード」に含まれる。さらに「その他の物」として、CDMDDVD-AudioスーパーオーディオCDなども、市販目的で音声が収録されたものは「商業用レコード」に含まれる。ただし、「物に音を固定したもの」が要件であるから、市販時に何も録音されていないブランクメディアや、最初から有体物に固定されない状態の音楽配信データは、「商業用レコード」には含まれない。

関連項目



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「商業用レコード」の関連用語

商業用レコードのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



商業用レコードのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
文化庁文化庁
Copyright © 2025 The Agency for Cultural Affairs. All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの商業用レコード (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS