鋳鏡研磨
名称: | 鋳鏡研磨 |
ふりがな: | ちゅうきょうけんま |
芸能工芸区分: | 工芸技術 |
種別: | 金工 |
選択年月日: | 1972.04.10(昭和47.04.10) |
選択要件: | |
備考: | |
解説文: | わが国の鋳銅鏡が古墳・奈良時代の〓製鏡【ほうせいきょう】の時代を脱して、独自の様式・技法を持つようになったのは、平安時代の後期である。鏡面研磨技術の進歩とともに、銅鏡の機能は、信仰の対象からしだいに化粧用具へと変化して、江戸時代には実用的な柄鏡【えかがみ】が多量に生産された。さらに明治以後になるとガラス鏡の普及によって、伝統的な鋳銅鏡は衰退し、わずかに御霊代【みたましろ】・御神宝の鋳造および研磨によってその技術が現在まで伝承されている。 |
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