鉄筋コンクリート校舎の建築
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/12 00:51 UTC 版)
「大阪府立四條畷高等学校」の記事における「鉄筋コンクリート校舎の建築」の解説
1930年代になると、従来の木造校舎が老朽化したため鉄筋コンクリート校舎への改築が議論され、1932年度・1933年度にかけて改築予算が付いた。 校舎建築工事に着工した矢先の1934年9月21日、室戸台風で講堂・雨天体操場が倒壊し、教室が半壊する被害を受けた。当時生徒や教職員が校内にいたが、人的被害はなかった。 台風からの復旧もかねて校舎建設工事が急がれ、1936年12月に鉄筋コンクリート造の白色に塗られた3階建ての校舎が竣工している。 このときに建築された鉄筋コンクリート校舎は、玄関まわりの庇、円柱、丸窓の意匠、室内廊下のアーチ型梁形などに特徴があるとされ、質実堅牢を旨としたモダニズム色が強いとされ、2005年には国の有形文化財に指定された。。
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