釜炒り製玉緑茶
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/14 05:31 UTC 版)
日本の緑茶類の中でほぼ唯一、釜炒り製法で作られる玉緑茶。(番茶類には釜炒り製法もある。)中国の製茶法が九州に伝えられたもので、佐賀県の嬉野茶や宮崎県、熊本県の青柳茶が知られている。直径1メートルほどの半球状の鋳鉄製の釜を無水で熱し、そこに茶葉を入れ酵素の活性を失わせる(殺青、失活)。嬉野では45~50度に傾斜させるようにかまどを築くのに対し、青柳茶は水平の釜を用いる。
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