金造亀甲繋文腰刀拵〈中身銘信国/〉
| 主名称: | 金造亀甲繋文腰刀拵〈中身銘信国/〉 | 
| 指定番号: | 1901 | 
| 枝番: | 00 | 
| 指定年月日: | 1985.06.06(昭和60.06.06) | 
| 国宝重文区分: | 重要文化財 | 
| 部門・種別: | 工芸品 | 
| ト書: | |
| 員数: | 1口 | 
| 時代区分: | 桃山 | 
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| 検索年代: | |
| 解説文: | 桃山時代の刀装は室町時代以来行われてきた地味なものとは別に、時代を反映して金銀を用いた華やかなものが多くなり、柄や鞘を研出鮫【とぎだしざめ】や金蛭巻【きんひるまき】、金熨斗付【きんのしつけ】などで飾ったものが流行した。この腰刀拵は柄を金打鮫【きんうちざめ】とし、鞘を亀甲繋文の金薄板で包んだ金熨斗付で、亀甲文はなかに九曜と花菱を交互に入れて整然と配している。栗形【くりがた】、折金【おりがね】、目貫【めぬき】、小柄【こづか】などの金具も金で造り、赤銅地の縁頭【ふちがしら】で全体を引き締めている。金具の二所(目貫、小柄)は後藤家の作と思われる。桃山時代の華麗な腰刀の遺例として貴重である。 中身は室町時代の山城国信国【のぶくに】の作である。 細川家伝来、幽斎、三斎の所用と伝えている。 | 
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