金東植拉致事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 01:46 UTC 版)
「北朝鮮によるアメリカ人拉致」の記事における「金東植拉致事件」の解説
2000年1月16日、中朝国境近くで脱北者を助ける活動をしていた米国人牧師、金東植が拉致された。妻の鄭英和も米国人であり、夫の拉致後は精神に変調をきたした。妻は、2007年に初来日し、「救う会」(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会)の主催する「世界に広がる拉致被害と救出運動」セッションに参加した。米国下院に提出されたテロ国家指定解除に反対する法案には「金東植牧師が家族のもとに帰って来るまで解除してはならない」と書いてあった。しかし、ある韓国メディアは不確定なものと断ったうえではあるが、金牧師は北朝鮮当局の拷問などにより、持病や栄養失調も加わって2001年に死去したという情報を伝えている。
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