金エスクードとは? わかりやすく解説

金エスクード(1535年-1833年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/24 12:58 UTC 版)

スペイン・エスクード」の記事における「金エスクード(1535年-1833年)」の解説

1535年カルロス1世治下で金3.4グラムを含む額面350マラベディ(スペイン語版)の硬貨バルセロナ初め鋳造された。これはチュニジア遠征費用賄うためのものだった。 しかし、エスクード金貨スペインの主要貨幣単位となったのはフェリペ2世時代になってからで、補助単位としてレアルとマラベディが使われた。フェリペ2世時代からフェルナンド7世時代まで、さまざまな金属額面貨幣鋳造されていたが、それらはすべて1エスクード16レアル銀貨英語版)または40ビロン貨(スペイン語版)、を基準としていた。 金貨は、½1、2、4、8エスクード額面発行された。2エスクード一部は、重さエスクード硬貨6.77グラムの2倍に相当するため、 ダブロン金貨ダブルーン)という名前で知られていた。これらの硬貨加えて1809年から1839年にかけては、統一され金属純度重量構成された、80、160、320レアルビロン貨 (2、4、8エスクード相当)が発行された。 これらの硬貨デザインは、表側に現君主胸像裏側王室の紋章あしらっていた。さらに、すべての硬貨は、造られ造幣局対応する文字があった。ほとんどの金貨マドリードセビリア造幣局造られたため、これらのコインにはMまたはSのいずれか刻印されている。 額面金属純度*重量(g)直径 (mm)へり年代8 エスクード 金 0.875 27.06 38.00 Cordoncillo 1535 ~ 1833 4 エスクード 金 0.875 13.53 31.00 Cordoncillo 1535 ~ 1833 2 エスクード 金 0.875 6.77 22.00 Cordoncillo 1535 ~ 1833 1 エスクード 金 0.875 3.38 18.00 Cordoncillo 1535 ~ 1833 ½ エスクード 金 0.875 1.69 15.00 Cordoncillo 1535 ~ 1833 * = 金属の純度最初の91.7%から最終的に87.5%にまで低下した

※この「金エスクード(1535年-1833年)」の解説は、「スペイン・エスクード」の解説の一部です。
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