名奉行 遠山の金さん
(金さん VS 女ねずみ から転送)
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名奉行 遠山の金さん(めいぶぎょう・とおやまのきんさん)は、テレビ朝日系列にて放送された松方弘樹主演のテレビ時代劇シリーズ。江戸時代後期に実在した遠山景元(金四郎)を主人公とする『遠山の金さん』作品の一つ。第1シリーズから第7シリーズが1988年から1996年まで毎週木曜夜8時からの1時間枠で全177話が制作され、毎週土曜夜8時からの1時間枠へ移行後の第8シリーズを『遠山の金さんVS女ねずみ』、第9シリーズを『金さんVS女ねずみ』と改題し、1997年から1998年まで全42話が制作された。
注釈
- ^ 第6シリーズ・第7シリーズでは、本編開始前にオープニングタイトルBGMが使用された。
- ^ 第5シリーズまではエンディングに、第6シリーズ・第7シリーズでは本編開始直後のオープニングで使用された。
- ^ 第4シリーズ第25話において、金四郎が北町奉行にする以前の前任者が矢部駿河守であることが明らかになる(史実上の矢部駿河守は南町奉行で、矢部の後任が鳥居甲斐守(鳥居耀蔵)である)。
- ^ 第1シリーズに登場したお仙とは同名の別人。
- ^ 金四郎が奉行就任の日に奉行所に来なかったためその顔を知らず、その後も新吾が奉行所に出仕する時は金四郎が町場に出ていて、入れ違いが続く。第1シリーズの第21話では奉行に対面して金さんと瓜二つであることに驚くが、同一人物であると知るのは第2シリーズに入ってからである。
- ^ 但し、史実では目付を経て南町奉行、後に南町奉行と勘定奉行との兼役を務めている。
- ^ この事については、金四郎自らお白洲の場に於いてはっきりと証言している
- ^ 当該回には出演していないが、第4シリーズ第22話に於いて、御木本伸介が水野越前守忠邦を演じている。
- ^ 実在の堀田正衡は、遠山景元よりも2歳年下であるため、実際は正衡の実父である堀田正敦をモデルにしたのではないかとする向きもある。
- ^ 実際金四郎も、北町奉行所のお白洲での吟味の場に於いても、彼の事を「堀田様」と呼んでいる。
- ^ 彼らが摂津守暗殺に失敗した際、用心棒の一人である堂本玄内(福本清三)が金四郎らの手に落ちたが、首謀者が明らかになる直前に、真の首謀者である大島右京亮の放った凶弾によって絶命している。
- ^ いずれも金四郎らの手によって計画そのものが事前に漏れ、摂津守の代役を立てる等して、摂津守暗殺を未然に防いでいる。
- ^ この話を遊び人の金さんとして聞いていた金四郎も、後に北町奉行所のお白洲の場に於いて「いい話だった」と前置きした上で、摂津守の事がまた好きになったと述べている。
- ^ 柳沢慎吾の持ちネタ「ヤナギザワシンゴ!」のモデルになった話。
- ^ 劇中では南町奉行という名称はあまり用いられず、専ら「お町お奉行」の名称が用いられた(この設定は後述の『金さんvs女ねずみ』でも用いられている)。
- ^ かつて伊部が音楽を担当していた『人形佐七捕物帳(林与一主演版)』の一部のBGMも本作で使用されている(第5シリーズまで)。
- ^ 第3シリーズから実質的に参加していたが、実際に音楽担当としてクレジットされたのは、伊部が音楽担当を降板した次のシリーズからであり、その際前シリーズまで使用された一部のBGMも引き続き使用されている。
- ^ 2番の歌詞が使用されている。
- ^ 1993年9月までの社名は『静岡県民放送』(通称:静岡けんみんテレビ)で、同年10月に現社名に変更された。
出典
- ^ 第1シリーズ第10話「お仙が拾った子」での告白。
- ^ 第2シリーズ第3話に登場した湯屋株(銭湯の経営権利書)の記載。
- ^ テレビ朝日番組ホームページ
- ^ 『北日本新聞』1990年10月7日付朝刊、テレビ欄。
- 1 名奉行 遠山の金さんとは
- 2 名奉行 遠山の金さんの概要
- 3 あらすじ
- 4 金さんVS女ねずみ
- 5 スタッフ
- 6 関連項目
金さんVS女ねずみ
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「名奉行 遠山の金さん」の記事における「金さんVS女ねずみ」の解説
登場人物などは前作を引き継いでいるものの、ねずみ小僧の設定は完全にリセットされている。また、前作では金さんは女ねずみの正体を知っているものの、女ねずみは金さんの正体を知らない設定だったが、本作の第1話において、とある経緯から女ねずみが金さんの正体を知り、その後はお互いの正体を知りながらも敢えて見て見ぬふりをする、という設定に変更されている。ただし、勘平の立場は前作と変わらず、金さんの正体を知っているも、女ねずみの正体は知らない。 また、本作において遠山金四郎の母である弥寿が登場するが、本作以前も含めて、遠山金四郎の肉親や親戚等がレギュラーもしくは準レギュラーで登場するのは初めてである(第11話では弥寿および夫・遠山景晋(金四郎景元の父)の過去に関するエピソードが登場する)。
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