野田派の系譜
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野田和左衛門の門人には野田久麿と吉田直蔵の他、上野萬太郎、石黒武左衛門、今田豊作、大口甚太左衛門などがいた。 四世 滝野貞高 五世 蒲生豊郷 六世 今堀吉之助 七世 野田和左衛門野田久麿忠行(1813~1877) 和左衛門長男、父和左右衛門とともに今堀吉之助から学ぶ。野田権三郎(1842~1917) 野田久麿を継ぐ。 岸本重太郎(1839~1921)野田久麿高弟。永岡秀一 1893年(明治26年)に講道館入門 岸本徳次郎 金光弥一兵衛(1882~1966)岸本重太郎弟子。起倒流野田派最後の継承者。地元中学を中退し上京、後に武徳会本部武術教員養成所を卒業。柔道教師。大正9年以降は岡山に戻った。講道館九段。 土屋弥太郎 吉田直蔵 和左衛門次男で吉田家を継ぐ。父や兄とともに今堀吉之助から学ぶ。横山達三の講道館発展史に嘉納治五郎の益友で起倒流の大家と書かれている。吉田武良吉田武治郎 関根利三郎 近藤守太郎 嘉納治五郎、横山作次郎他 野田派では、系図上、今堀吉之助⇒野田和左右衛門⇒野田久麿⇒野田(吉田)直蔵…となっているが、実際は野田親子は全員今堀吉之助より学んでいる。 講道館十段の永岡秀一は野田権三郎、岸本重太郎より起倒流を学んだ。
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