都市への発展
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 17:56 UTC 版)
1190年にノイスは、初めて公式に都市として承認された。皇帝ハインリヒ6世がカイザースヴェルト(ドイツ語版)でノイスに免税を認めた時のことである。1200年頃には、5つの塔を持つ都市壁が建設された。1209年にはクヴィリヌス修道院聖堂(ドイツ語版)の礎石が棟梁であるヴォルベロ (Wolbero) によって置かれた。これは以前に存在した建築物を利用したものであった。1474年から1475年かけてノイスはブルゴーニュ公シャルルによってほぼ1年にわたって包囲されたものの(ノイス包囲戦(ドイツ語版))、抵抗を貫いた。これを讃え皇帝フリードリヒ3世はノイスに特別な権利を与えた。貨幣鋳造特権(ドイツ語版)、赤封蝋特権(ドイツ語版)(蝋で封印をする際、赤色のものを使用する権利)、ハンザ都市権、そして新たな紋章である。これらは都市に多大な恩恵をもたらしたが、ケルン戦争(ドイツ語版)では占領の憂き目にあい、また1586年の大火災で街は灰燼に帰した。
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