達智門院との親交とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 達智門院との親交の意味・解説 

達智門院との親交

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 09:31 UTC 版)

西園寺禧子」の記事における「達智門院との親交」の解説

禧子は後醍醐天皇同母姉の達智門院(奨子内親王元・伊勢斎宮)とも親交があった。禧子の父の西園寺実兼元亨元年1321年9月10日薨去し、家宝である箏の一つ達智門院に遺していた。薨去後のいつか確実な時期不明だが、そのときの禧子と達智門院の贈答和歌が『新千載和歌集』に入集している。 後西寺入道前太政大臣申しおきて侍りける琴を、宣政門院いまだ一品の宮と申しける比たてまつせ給ふべきよし達智門院へ申させ給ふとて代々をへて すみにし山の の風 千とせの声や ゆづりおきけむ(大意:何代も住んできた山のの風、その松風のような響きの箏の千年の音を、父は達智門院様へ譲りおいていたということです) —後京極院、『新千載和歌集慶賀 御返し行く末を ゆづりおきける の風 つたへむ千世の こゑぞしらるる(大意行く末譲りおいていたという、松風の箏を受け継ぎましょう。かの名高い千世の音が聞こえてきます) —達智門院、『新千載和歌集慶賀

※この「達智門院との親交」の解説は、「西園寺禧子」の解説の一部です。
「達智門院との親交」を含む「西園寺禧子」の記事については、「西園寺禧子」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「達智門院との親交」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「達智門院との親交」の関連用語

達智門院との親交のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



達智門院との親交のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの西園寺禧子 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS