達王(たつおう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 07:39 UTC 版)
「十二国記の登場人物」の記事における「達王(たつおう)」の解説
王が長く玉座にいたためしがない波乱の国とされる慶で、その昔、300年以上という長期間の治世を誇った名君。倒れた大多数の王の例に漏れず、治世の末期には民を何重にも苦しめたものの、そうなるまでは安定した善政を布いた。達王の死後、慶は君主に恵まれず、特に近年の3代はことごとく無能な女王が続いて国が荒廃したため、慶には「達王を懐かしむ」という意味の懐達という言葉がある(男の王を懐かしむ、というニュアンスも含まれている)。水禺刀を作るなど、現在の慶に与えた影響も大きい。
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