過去の記録的な逆日歩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/26 14:17 UTC 版)
2006年12月25日 プライムの逆日歩 1株あたり21,000円 終値は40,200円なので、投資金額の52%の利益或いは損失が発生。 発生理由としては高額株主優待を受け取るための、現物買いと信用売りの両建ての大量発生によるもの。 2008年8月19日 中央コーポレーションの逆日歩 1株あたり45円 終値は86円なので、投資金額の52%の利益或いは損失が発生。 発生理由としては、直前のアーバンコーポレイションの民事再生法申請を連想した信用売りの大量発生によるもの。(チャートが似ており、同じ不動産関連銘柄であった) 2008年11月5日 ダイナシティの逆日歩 1株当たり1000円 終値は49円 ただし、倒産発表後の寄り付きであり、倒産発表前の終値は429円(信用買いできる最後の日) 発表直前に信用買いしていた場合、投資金額の233%の利益が発生。(ただし、5日の日までに証券会社によっては強制的に売り決済されており、翌日に持ち込せないケースも多い) 5日の日までに買い戻しを行わなかった信用売り方は多大なダメージであった。 2012年9月26日 音通の逆日歩 1株あたり18円 終値は15円なので、投資金額の120%の利益或いは損失が発生。 発生理由としては株主優待を受け取るための、現物買いと信用売りの両建ての大量発生によること。加えて低位株のため元々逆日歩が投資金額に対して割合が大きくなりやすいことの重複。 倒産銘柄では、発表後の大幅に下がった株価に対しての高額な逆日歩がつくことは多いが、倒産発表前の株価に対しても高額な逆日歩がつくケースは稀であった。
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