運賃計算上の特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/25 02:05 UTC 版)
当駅の新幹線駅としての営業キロは東北本線小牛田駅のものを準用している。この関係で、仙台駅以遠と一ノ関駅以遠の相互を発着点とする乗車券においては、仙台駅・一ノ関駅間において、当駅(東北新幹線)・小牛田駅(東北本線)のいずれを経由する乗車券であっても他の経路を利用できる選択乗車が設定されている(後述の「仙台近郊区間」内相互発着のケースを除く)。 一方、当駅を発着点とする乗車券の場合は仙台駅以遠・一ノ関駅以遠との間で経路通りの乗車券を購入すると、新幹線を利用した場合と在来線(小牛田駅経由)を利用した場合では、当駅を経由する部分で東北新幹線が在来線(東北本線)と別線扱いになるため、運賃が異なることがある(他の経路を使用すると、実際の経路の運賃が券面よりも高い場合には差額の支払が必要になる)。 以前は当駅と小牛田駅を挟んだ区間には仙台駅以遠および一ノ関駅以遠との間に選択乗車が設定されており、運賃が異なっても新幹線経由の乗車券で小牛田駅経由、小牛田駅経由の乗車券で新幹線を利用することができたが、2014年4月1日の「仙台近郊区間」設定と同時に選択乗車制度は廃止された。また、東北新幹線が「仙台近郊区間」に含まれていないため、「仙台近郊区間」内の各駅と当駅を発着点とする乗車券の場合、陸羽東線経由の乗車券では新幹線は利用できず、小牛田経由と新幹線経由で運賃が異なる場合がある。他の「仙台近郊区間」内各駅間相互発着で陸羽東線から当駅を経由する乗車券でも、東北新幹線は利用できない。
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