運行形態・設備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 18:04 UTC 版)
東急多摩川線の列車種別は各駅停車のみで、池上線と共通の18m車3両編成で運行される 。基本は多摩川駅 - 蒲田駅間の折り返し運行で途中駅での折り返しはないが、一部に蒲田駅を経由して池上線と直通して五反田行きや、雪が谷大塚行きとなる列車がある。これは東急多摩川線に独自の車両基地がなく、全列車に池上線の雪が谷大塚駅にある雪が谷検車区に所属する車両が用いられているため、車両の入出庫に伴う運用としてのものでもある。ただし、駅掲示の時刻表上はこれらの列車もすべて「蒲田」行きとなっている。 多摩川駅と蒲田駅を除くすべての中間駅において、上下線ホーム、および改札が分離されており、両ホームを連絡する跨線橋、地下通路、踏切等がなく、駅構内でホーム間を往来できないことが特徴である。 ワンマン運転を行っている。転落や車両との接触を防止するため、当線すべての駅のホームにセンサー付固定式ホーム柵、監視モニターが設置されている。また、全駅がバリアフリーに対応している。 多摩川駅に1本、蒲田駅に2本の車両の夜間停泊が行われている。 目蒲線時代には奥沢駅に所在した雪が谷検車区奥沢班に配置されていた4両編成で運行されていたため、踏切に挟まれてホームが3両分のみだった鵜の木駅を除き、ホームは4両編成分の長さがある。また、同駅では1両をドアカットしていた。 蒲田駅では東急多摩川線(左)と池上線(右)が接続する。東急多摩川線は多摩川に沿って北西に向かう。 目蒲線時代に4両目が停止していた矢口渡駅のホーム部分。現在は立ち入り禁止になっている。
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