連続性の虚偽 (Continuum fallacy)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/01 23:34 UTC 版)
「詭弁」の記事における「連続性の虚偽 (Continuum fallacy)」の解説
A「砂山から砂粒を一つ取り出しても、砂山のままである。さらにもう一粒取り出しても砂山である。したがって砂山からいくら砂粒を取り出しても砂山は砂山である。」 B「建築契約には高額の追加費用の発生の際には事前に承認を求めよとあるが、10万円は高額ではない。」 術語の曖昧性から生じる砂山のパラドックスを利用した弁証法。ハゲのパラドックス (fallacy of the bald)、あごひげのパラドックス (fallacy of the beard) とも。Aは「砂山」の定義が、Bは「高額」の定義が、その量に関して曖昧であるため詭弁が成立する。閑散とした食堂を「繁盛店」と広告する(何人の客が入っていれば繁盛と呼べるのか不明確)などこの種の弁論は容易であり、社会生活上しばしば見られる。
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連続性の虚偽
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 19:38 UTC 版)
術語の曖昧性により常識的な認識とのズレが生じる誤謬。「砂山のパラドックス」、「テセウスの船」とも。「砂山から砂粒を一つ取り出しても、砂山のままである。さらにもう一粒取り出しても砂山である。したがって砂山からいくら砂粒を取り出しても砂山は砂山である」。
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