通信ポートの拡張
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 18:39 UTC 版)
「SFPトランシーバ」の記事における「通信ポートの拡張」の解説
前面の光ファイバ接続インタフェイスを拡張したSFPとして以下のものがある。 100M SFP - 1Gbps通信用に開発されたSFPを旧来の100Mbps光通信に流用したもの。FTTx用途で100BASE-FX接続などに用いる。 Copper SFP (カッパーSFP) - ツイストペアケーブルを接続するRJ-45コネクタが備えられたもの。100BASE-TX, 1000BASE-T, 2.5GBASE-T, 5GBASE-T, 10GBASE-Tなどの規格にそれぞれ対応したものがある。内部にイーサネットのPCS副層を組み込んでおり、ファイバーチャネルやSONETとは互換性がない。通常のルータやスイッチに備え付けのRJ-45ポートでは10M・100M・1Gbpsなど異なる通信規格をカバーしているが、SFPでは複数の速度に対応していないことが多い。 ダイレクトアタッチケーブル (DAC, direct attach cable) - SFPコネクタがケーブルの両端に備え付けてあるもの。2つの機器のSFPポートを電気的に直接接続するために主に10Gbps以上の通信で用いる。パッシブ(最大7m程度)、アクティブ(最大15m程度)、AOC (active optical cable, 最大100m程度)などの種類がある。 cSFP (compact SFP) - 独立した1芯双方向の光ファイバポートを2ポート設けたもの。主にポート密度を高め、ポートあたりのファイバ使用量を減らすために用いる。
※この「通信ポートの拡張」の解説は、「SFPトランシーバ」の解説の一部です。
「通信ポートの拡張」を含む「SFPトランシーバ」の記事については、「SFPトランシーバ」の概要を参照ください。
- 通信ポートの拡張のページへのリンク