通信プロトコルの国際規格
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「近距離無線通信」の記事における「通信プロトコルの国際規格」の解説
ISO/IEC 18092 (NFC IP-1) NFC (Near Field Communication) は2002年12月にECMA InternationalでECMA-340として初めて規格化された。そして2003年12月に国際標準機化でISO/IEC 18092として規格化された。NFC IP-1 (Interface Protocol-1)。ISO/IEC 14443のType-A (MIFARE)やFeliCaに対応する。ソニー(FeliCaを推進)とNXPセミコンダクターズ(MIFAREを推進、旧フィリップス)の共同開発によって、FeliCaやISO/IEC 14443 (MIFARE) の様に、既に普及しているICカード非接触無線通信技術との下位互換性を維持している。使用周波数はMIFAREなどと同じ13.56MHzである。それまで、日本工業規格 (JIS X 6319-4) に過ぎなかったFeliCaは、このISO/IEC 18092によって、通信方式部分 (NFC Type F) が国際標準化機構に認められた。 ISO/IEC 21481 (NFC IP-2) 2005年1月、拡張規格であるNFC IP-2がISO/IEC 21481として国際標準規格に制定され、ISO/IEC 14443 (Type B) とISO/IEC 15693にも対応した。日本では、トッパン・フォームズ、 アイ・オー・データ機器が対応製品を開発製造している。
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