送配電網・電力系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 09:48 UTC 版)
「一般送配電事業者」の記事における「送配電網・電力系統」の解説
一般送配電事業者は、供給区域内に、送電設備(送電塔、送電線、開閉所など)、変電設備(変電所、交直変換所など)、配電設備(電柱、配電線、柱上変圧器、電力量計など)を設置し、送配電網を構築する(一部の送電線・変電所を供給区域外に設置する場合がある)。 一般送配電事業者は、発電事業者や小売電気事業者からの申込みを受けて、発電設備、需要家の負荷設備(需要設備)を自社の送配電網に接続する。発電設備、送配電網、負荷設備が接続され、地域の電力系統を構成する。また、沖縄県と一部の離島を除き、電力系統同士は連系線でつながっており、これは後述する広域運営に利用される。 一般送配電事業者は、設備の保護、設備の遠隔監視・遠隔制御などのために、信頼性の高い通信手段を必要とする。このため、各社は、マイクロ波無線、光ケーブルなどを組み合わせた自前の通信網を保有している(電力保安通信)。
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