送配電電圧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 04:46 UTC 版)
数値は標準的なもの。 送電区間22,000-66,000V(山間部の需要が少ない送電鉄塔の必要としない地域) 配電区間3,000-6,600V(三相高圧配電線) 100-200V-(400V)(低圧配電線) 一部の平野部・山間部・港湾部では22-66kV送電線が6.6kV高圧配電線の上に架けられている電柱を見ることができる。低圧配電線は東京電力は三相三線式と単相三線式を併用。(栃木支店管内のみ三相四線式)中性線は共用している。北海道電力や東北電力などでは灯動共用三相四線式を採用している。 低圧線(低圧配電線)は、電灯と動力の2種類によって分類される。電灯・・・一般の家庭・街灯など(単相単線式100V, 単相三線式100/200V, 単相単線式200V)・・・柱上変圧器1台 動力・・・小規模工場・三相モーターを用いる場所など(三相三線式200V,三相四線式415/240V)・・・柱上変圧器2台(V結線)または、3台(Δ-Y結線など) 灯動共用三相四線式(異容量三相四線式)・・・変圧器2台のうち、大型の方を電灯・動力共用にし、小型の方を動力のみにする方法。低圧線は単相三線式と三相三線式を組み合わせて4線となる。 参照・・・第三種電気主任技術者試験参考書など
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