追加副審(AAR)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 08:24 UTC 版)
「審判員 (サッカー)」の記事における「追加副審(AAR)」の解説
現行の2名体制で進行する以外に大会によっては副審4人制(または審判5人制、または審判6人制という)を導入していることがある。2012年7月5日にスイス・チューリッヒのFIFA本部で行われたサッカーのルールを決める唯一の機関である国際サッカー評議会(IFAB)特別会議で、世界で初めてゴール機械判定技術(ゴールライン・テクノロジー。略称GLT)採用が決定されたが(GLTは設置費用だけでも1600万程度〜2548万円程度の費用が必要であり、その費用は大会主催者が負担することになる為、GLTを採用するかどうかは大会主催者が決定する)、同時に、2011-12シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ及びUEFAヨーロッパリーグ、2012年欧州選手権で試験導入されたゴール脇に1人ずつ置く追加審判採用も決定した。追加審判に関しては、2013/2014年版サッカー競技規則から記載される。詳細は「ビデオ判定#サッカー」を参照 タッチライン外側でジャッジする従来の副審2名と違い、追加審判は両ゴール裏に配置されペナルティエリアでの反則を重点的にジャッジする。以前から世代別の大会では試験的に導入していたこともあるが、2009年に新たに始まったUEFAヨーロッパリーグ(旧・UEFAカップ)で初めて年代を問わない大会で導入された。一部ではGoal Referee(ゴール・レフェリー)と呼ばれ、各国のサッカーファンの間でGoalferee(s)(ゴルフェリー)という俗称がある。「追加副審」のルールの原文である英語表記ではAdditional Assistant Referee(アディッショナル・アシスタント・レフェリー)となる。
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