転用転訛とは? わかりやすく解説

転用・転訛

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 20:33 UTC 版)

女房」の記事における「転用・転訛」の解説

近世になると、高貴な者、特に世襲親王家当主などが正室以外の女性に手をつけて子を産ませると、その女性のことを家女房(いえにょうぼう)と呼んで事実上側室扱いとした。例え久邇宮朝彦親王正妃置かず、5人の家女房とのあいだに18人の王子女を儲けたが、そのうち一人明仁上皇外祖父に当たる久邇宮邦彦王である。 この語の意味するところ時代が下るにつれてさらに地位向上する女房にょうぼうにょうぼ)は、今日の日本語では妻(すなわち正室の意味用いられている。 さらに転じて仕事上における不可分存在伴侶的な意味をこめて比喩的に女房役にょうぼうやく)と呼ぶこともある。例え野球投手対す捕手内閣総理大臣に対す官房長官などがこれにあたる。 なお雲伯方言では女性のことを「にょば」と言うが、これは「にょうぼう」が転訛したものであると考えられている。

※この「転用・転訛」の解説は、「女房」の解説の一部です。
「転用・転訛」を含む「女房」の記事については、「女房」の概要を参照ください。

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