くるまいす‐バスケットボール【車椅子バスケットボール】
車椅子バスケットボール
ルールは一般のバスケットボールに準じているが(コートの広さやリングの高さなども同じ)、車椅子の特性を考慮し、ボールを保持した状態で2プッシュまで車椅子をこぐことが認められる(連続して3プッシュ以上するとトラベリング)。また、ダブルドリブルは適用されない。
使用する車椅子は、回転性能や敏捷性、あるいは高さが得られるような車椅子バスケットボール専用のものが用いられる場合が多い。競技技術はもとより、車椅子の操作性が求められる。
選手の障害状況に応じて持ち点(各自に1.0点から0.5点きざみで4.5点まで)が定められ、1チーム5人の持ち点合計が、14点以下でなければならない。
車いすバスケットボール
(車椅子バスケットボール から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/18 01:37 UTC 版)
車いすバスケットボール(くるまいすバスケットボール、英語: wheelchair basketball)は、障害者が車椅子で行うバスケットボール。国際車いすバスケットボール連盟 (IWBF) が競技規則の管理や競技の普及等の活動を行っており、2008年現在で同団体には75ヶ国が加盟している。1940年代にアメリカで考案されて以降次第に普及した。パラリンピックでは1960年のローマパラリンピックから競技が行われている。夏季パラリンピック公式種目。
- ^ a b “車いすバスケ男子日本が銀以上確定!王者英国に逆転勝ち 決勝は米国と - 車いすバスケットボール - 東京2020パラリンピック : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2021年9月4日閲覧。
- ^ a b “6.バスケット用車いすの特徴”. NAGOYA PHOENIX (2017年6月4日). 2021年9月4日閲覧。
- ^ 「頸損(ツイン)バスケットボール大会って???」(財)日本身体障害者スポーツ協会・日本車椅子バスケットボール連盟『車椅子バスケットボール競技(調査研究報告書)』、1991年、17ページ。
- ^ 日本車椅子ツインバスケットボール連盟. “主なルールの紹介”. 2008年9月4日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 日本車椅子ツインバスケットボール連盟. “JWTBFのあゆみ”. 2008年9月4日閲覧。
- ^ 三上真二「車椅子生活者とアダプテッド・スポーツ(3)車椅子バスケットボール」矢部京之助ほか編『アダプテッド・スポーツの科学――障害者・高齢者のスポーツ実践のための理論』市村出版、2004年、p. 137. ISBN 4902109018
- ^ ルートヴィヒ・グットマン(市川宣恭監訳)『身体障害者のスポーツ』医歯薬出版、1983年、p. 101.
- ^ 誰にでも門戸が開かれた車いすバスケリーグ ~パラスポーツ海外事情・ドイツ編~
- ^ AFP. “目指せ東京パラリンピック! カンボジア初 女子車いすバスケチーム”. 2017年4月15日閲覧。
- 1 車いすバスケットボールとは
- 2 車いすバスケットボールの概要
- 3 各国の状況
- 4 車いすバスケットボールを取り扱った作品
固有名詞の分類
パラリンピック正式競技 | 卓球 脳性麻痺者7人制サッカー 車椅子バスケットボール ボッチャ 陸上競技 |
- 車椅子バスケットボールのページへのリンク