車両限界(特に高さ方向)を最大限に活用する
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/08 20:19 UTC 版)
「大物車」の記事における「車両限界(特に高さ方向)を最大限に活用する」の解説
狭義の無蓋車や長物車との最大の違いで、後述の特殊な構造はこれに起因する。 なお、旧称に「重量品運搬車」とあるので誤解しやすいが、積載重量自体は重いとは限らず、例として大正2年に作られた日本最初の大物車オシウ30(後のシキ5)は荷重30tで、1年前から製造された石炭車オテセ9500形(後のセキ1形)と同程度の積載荷重である。さらに極端な例ではシ1形の一部の車両は荷重10tで、同時代の2軸無蓋車を下回るが、この形式も体積面では中央部を低くして積荷(電車車体運搬を想定)が車両限界を超えないように配慮されているといった点で、大物車の分類となる。
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