起業の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 02:44 UTC 版)
測量や地質調査は、昭和30年代頃まで発注者(官公庁)が研究所などを所有するなどして、自ら行ってきた事業分野とされているが、昭和17年会社創立された日本物理探鉱株式会社のように、鉱山資源探査などの調査会社が戦前や戦中にすでに設立されている場合がある。これは外地での活動を期待されてのことであった。 戦後、GHQが入り初めて現代の土質工学的な見方で基礎を解析する方法が始まると、GHQとの折衝に携わった瀬古新助が昭和21年2月に日本で初めて建設コンサルタント業を専業とする中央開発技術社(現・中央開発)を創設し、印旛沼干拓事業において地質調査を行った。[1] 以後は建設コンサルタントの項にあるとおりの経緯を経て、地質調査に関する民間企業が次々設立されることとなり、外部委託されるようになった。従って、地質調査専門会社もその時期に創立された企業が多い。
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