起業の前史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 14:19 UTC 版)
中国河南省の出身であり、東京工業大学から東京大学大学院情報理工学研究科へ進学していた程涛(テイ・トウ)が修士2年生であった2008年7月に設立した会社である。当時、程は自然言語処理の研究と並行してユーザーインターフェイスの研究をしており、現在のスマートフォンではよく用いられている表示画面に記されている記事の一文をなぞってコピー&ペーストして検索エンジンへ遷移する際に、周囲の情報を邪魔する“Pop Up”ではなく、表示されている記事の中に検索結果などを埋め込んで表示するユーザーインターフェイスとして「popIn」を開発していた。後に株式会社東京大学エッジキャピタル/東京大学エッジキャピタルパートナーズ(UTEC)の代表取締役社長である郷治友孝の支援を受けて産学連携の学内ベンチャーとして起業されたものである。なお、当時程は留学生であることから留学ビザの在留資格では代表取締役になることが出来なかったため、同研究室に在籍していた寺田博視が翌年4月に控えた内定先就職までの間に代表取締役を務めていた。
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