資産の種類とは? わかりやすく解説

資産の種類

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 17:38 UTC 版)

資産」の記事における「資産の種類」の解説

資産は、貸借対照表借方の「資産の部」に計上され流動資産固定資産繰延資産3種類に区分される流動資産は、通常1年以内現金化費用化ができる資産である。現金預金現金普通預金当座預金)、受取手形売掛金棚卸資産前払費用などの会社通常の営業取引過程生じた資産には、正常営業循環基準適用され原則として流動資産分類される有価証券貸付金などについては一年基準適用され決算日1年以内現金化できるものが流動資産分類される流動資産のうち、高い確度短期間での現金化見込める資産当座資産として分類する場合もある。金銭債権貸倒見積もり額である貸倒引当金は、マイナスの資産として計上し資産総額から控除される固定資産は、通常の営業取引過程生じたものではなく、かつ1年以上継続的に保有される資産である。固定資産はさらに、有形固定資産無形固定資産投資その他の資産分類される有形固定資産とは形を有する資産であり、土地建物機械備品などが含まれる土地以外の有形固定資産時間とともに経済的価値減少していくため減価償却の処理を行う。各会計期ごとの減価償却額はマイナスの資産として計上され資産総額から控除される無形固定資産は形を有しない経済的価値有する資産であり、のれん、特許権商標権意匠権著作権借地権鉱業権漁業権などが含まれる無形固定資産についても減価償却が行われる場合がある。投資その他の資産は、長期保有される金融などの資産であり、投資有価証券長期貸付金などが含まれる繰延資産は、合理的な期間損益計算観点から、ある営業年度特定の支出をその年度だけの費用とはせずに、貸借対照表上の資産の部計上しその後数年度にわたって分割して償却される資産である。ただし、換金できない資産貸借対照表計上することはあくまで例外であるため、繰延資産商法によって創立費開業費開発費株式交付費社債発行費5つ限定されている。

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