販売施策イベントに対する売上集計ルール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 18:49 UTC 版)
「オリコンチャート」の記事における「販売施策イベントに対する売上集計ルール」の解説
販売促進イベントによる複数購入は1人3枚までしかカウントしないルールがある(2017年までは2枚まで)。一方でビルボードジャパンは複数購入による減算処理はしておらず、実売枚数を公表している。そのため販促イベントを行なっているアーティスト(主に女性アイドルやK-POP)はビルボードより売り上げ枚数が数万枚から10万枚少ない傾向にある。 極端に開いた例としては、AKB48の総選挙投票券付きCD売上がある。2015年の投票券付きCD 「僕たちは戦わない」はレコード会社が出荷枚数300万枚を突破と発表しているが、オリコンでは100万枚以上少なく、翌年の「翼はいらない」はビルボードの251万枚に対し、オリコンでは150万枚だった。これはCD売上の集計を行うサウンドスキャンジャパンが2016年からオンライン限定販売の特典付きCDの集計を開始したためである。これによりオリコンがAKB48の売上枚数を大きく減らしていたことが明らかになった。
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