豊岡豊とは? わかりやすく解説

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豊岡豊

(豊岡豊とスイングフェイス から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/25 15:20 UTC 版)

豊岡豊
出身地 日本北海道登別市登別温泉
死没 (2012-11-30) 2012年11月30日(82歳没)
事務所 ジョイナスエンターテインメント
メンバー 豊岡豊とスイング・フェイス
旧メンバー 東京キューバンボーイズ
豊岡豊とジョークエリントン

豊岡 豊(とよおか ゆたか、1930年5月29日 - 2012年11月30日)は、日本のジャズミュージシャンビッグバンド豊岡豊とスイング・フェイスの指揮者バンドマスターである。

所属はジョイナスエンターテインメントであった[1]

人物

北海道登別市登別温泉出身。

15歳で終戦を迎え、故郷・登別温泉町の「登別グランドホテル」が米軍に接収され、豊岡はラジオ(FEN)で初めてジャズに接し、やがてダンスホールに入り浸る毎日を送るようになった[2]

旧制中学校卒業後に音楽界に入り、ドラマーとして演奏家の活動を開始。1年後に東京へ行き自らのジャズバンドを結成し、在日米軍キャンプ慰問や東京都内のクラブなどでの演奏活動を展開。

1963年東京キューバンボーイズ見砂直照にスカウトされ、同バンドに入団してドラマーとして活躍。

その後、自らがリーダーを展開するジャズオーケストラ「豊岡豊とジョークエリントン」(のちに「豊岡豊とスウィング・フェイス」)を結成し、NET(現テレビ朝日)の『23時ショー』でゲスト歌手の生演奏担当でレギュラー出演した。また同じNETの『ビッグスペシャル』にもレギュラー出演し、赤いスーツ姿が多かった所から、番組レギュラーのザ・ドリフターズを初めとする出演者に「トンガラシ」のニックネームを付けられた。

その後も『NHK紅白歌合戦』や『日本歌謡大賞』を始め、数多くの歌番組に出演し演奏を手掛けるほか、ドラムパーカッションの演奏家としても活動し、自らのユニットでのコンサートで人気を集めていた。

1970年代から1990年代にかけての歌謡番組では豊岡豊とスイング・フェイスの指揮・演奏者としてテレビ朝日系列やテレビ東京系列での出演が多かった。

ザ・ドリフターズの極楽はどこだ!!』『ザ・ドリフターズのカモだ!!御用だ!!』等ドリフ映画にも出演。芸達者なところも見せた。

ザ・ドリフターズから荒井注が脱退した際にいかりや長介が新メンバーとして豊岡を加入させようとしていたが志村けんが加入することになる[3][4][5]

趣味はゴルフ[6]

2012年11月30日肺癌により死去[7]。82歳没。

演奏(スイング・フェイス)としての出演

ソロとしての出演

脚注

  1. ^ 日本タレント名鑑(2012年版)発行:VIPタイムズ社「男性の部」260頁。
  2. ^ ドコモ団塊倶楽部”. www.joqr.co.jp. 2025年4月25日閲覧。
  3. ^ “たけしに加藤茶が明かした志村けんがドリフに加入した裏事情〈dot.〉(AERA dot.) - Yahoo!ニュース” (日本語). Yahoo!ニュース. https://web.archive.org/web/20180424135333/https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180420-00000069-sasahi-ent&p=2 2018年4月24日閲覧。 
  4. ^ 加藤茶が語る志村けんのドリフ加入秘話アサ芸プラス
  5. ^ 「客席がサーッと引くのが手にとるように分かった」あの志村けんが…“石みたいだった”ドリフ新参者時代”. 文春オンライン (2022年6月17日). 2022年6月17日閲覧。
  6. ^ TVスター名鑑2009 発行:東京ニュース通信社「男性スター」285頁。
  7. ^ ドラム・パーカッション奏者の豊岡豊さん死去(2012年12月2日 朝日新聞 2013年9月19日閲覧)

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