論理演算命令
【英】logical operation
論理演算命令とは、論理演算における論理積(AND)、論理和(OR)、排他的論理和(XOR)、否定(NOT)の各命令のことである。
論理演算命令は、コンピュータの原理原則でもあり、コンピュータ内部での情報表現および計算を行う際に利用される他、集合における計算にも使われる。各演算の方法は次の通りである。
論理積では、「両方とも真の場合は結果は真であるが、それ以外(片方、もしくは、両方)が偽の場合は結果は偽」となる。
論理和では、「両方とも偽の場合は結果は偽であるが、それ以外(片方、もしくは、両方)が真の場合は結果は真」となる。
排他的論理和では、「両方とも同じ場合は結果は偽であるが、異なる場合は結果は真」となる。
否定では、「1の補数」となる。つまり、「真なら偽に反転し、偽なら真に反転する」ということであり、ビット反転と同じことである。
論理演算命令
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/29 12:03 UTC 版)
「Intel 8080」の記事における「論理演算命令」の解説
ANA r / AND r 8ビットレジスタの内容とAレジスタの論理積をとる。 ANI n / AND n 即値とAレジスタの論理積をとる。 ORA r / OR r 8ビットレジスタの内容とAレジスタの論理和をとる。 ORI n / OR n 即値とAレジスタの論理和をとる。 XRA r / XOR r 8ビットレジスタの内容とAレジスタの排他的論理和をとる。 XRI n / XOR n 即値とAレジスタの排他的論理和をとる。 CMA / CPL Aレジスタの内容を反転する。
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