調査及び利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/11 04:06 UTC 版)
この地域では古くから炭化米が出土することが知られていた。そのため、かつて長者の米倉が並んでいたという長者伝説が生まれ、長者屋敷という字名が付けられた。 市営住宅建替えに伴い、1995年度(平成7年度)に中津市教育委員会による発掘調査が行われ、大型の掘立柱建物群が確認された。そこで、続く1996年度(平成8年度)及び2000年度(平成12年度)にも発掘調査が実施され、2004年度(平成16年度)には中津市の史跡に指定された。 さらに、2007年度(平成19年度)及び2008年度(平成20年度)にも再調査が行われ、区画北辺の建物跡が発見されている。 遺跡は埋め戻されているが、中津市では2023年の完成を目途に史跡公園として整備する計画である。
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